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鴎佐和志孝

Author:鴎佐和志孝
1981年生まれ
職業:シナリオライター(見込み)
信条:一度でも同じ舞台に立った者は皆家族

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どこまでも。
シナリオライター・鴎佐和志孝さんのProduction notes
脚本論2
サブキャラを丁寧に描く。


私が台本を書く時に常に気をつけていることは
いかに「主人公以外のキャラに個性を持たせるか」です。

なんなら主人公は喋らなくてもいいです。
主人公はストーリーに流されるだけでいいです。
台詞回しも、脇役にイイ台詞を喋らせたりします。
主人公は大事なところで一言、二言喋ればいいです。
ストーリーはサブキャラに動かしてもらいます。
メインよりサブに個性を持たせるように心掛けています。

私がこのように意識するのは
主人公をはじめとするメインのキャストは
放っておいても観客が追ってくれるからです。

もともとその人物を中心とした話なわけですから
よっぽどごちゃごちゃした構成でない限り、
観ている人の目は自然と主人公目線になります。
主人公目線になった上で主人公に話を引っ張らせると
最悪、「この人だけの話」になってしまいます。

「この人の話」と「この人だけの話」は違います。

主人公だけを深く掘り下げすぎると「この人だけの話」になってしまい、
観ている人に対する他のキャラの印象が薄くなってしまいます。
ストーリーとしては分かりやすくなるでしょうが
作品としては、なんだかとってもつまらないものになってしまいます。
カニしか入っていないカニ鍋も
それはそれで味がはっきりしていて良いかもしれませんが
ひどく物足りない感じがします。
どうせなら野菜や他の食べ物も味わいたいです。
そして野菜の旨みでカニもさらに美味しくなります。

それと同じで
作品としてもストーリーとしても深みを出すために
サブキャラに個性を持たせて丁寧に描くほうがいいと思うのです。
そしてサブキャラが魅力的であればあるほど
主人公も魅力的になってきます。

現実世界でもそうですが、自分の周りには色んな人がいます。
助けてくれる人、嫌いな人、自分を頼ってくる人、親しいけどたまにしか会わない人…
周りに色んな人がいて「自分」がいます。
周りの人たちがつまらない人間なら、「自分」もつまらなくなってしまうでしょう。
逆に言えば、「自分」の周りの人間が魅力的だから、「自分」も魅力的になれるのです。

主人公を引き立たせるため、引いては作品全体を面白くするため
なるべくサブキャラを深く丁寧に描くようにしています。

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■ この記事に対するコメント

つまり、わしのような人間だな。
【2007/02/16 17:06】 URL | アプリコット #- [ + 編集 +]


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