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鴎佐和志孝

Author:鴎佐和志孝
1981年生まれ
職業:シナリオライター(見込み)
信条:一度でも同じ舞台に立った者は皆家族

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どこまでも。
シナリオライター・鴎佐和志孝さんのProduction notes
がれきが問題になっていますね
怒りというか悲しみというか呆れというか。


貴士さんは「どこかに敵を作って批難する相手を立てないとやってられないんですよ」
と言っていたが、まさにそんな感じなんだろう。
増税に加えて食べ物の安全性やらいじめやら。
子を持つ親としては四方八方に気を遣わなくてはならない。
どっかに攻撃できる対象があると精神的に楽になる。なるほど。

しかし貴士さんはその辺のことをちゃんとわきまえているから良い。

非被災地の人たちだって、震災直後から一貫して
「絆なんてクソくらえ!」「東北なんて潰れちまえ!」
と言っていたわけではないわけだし。
いろいろなことを知って、いろいろなことがあって。
やはりどこかで精神的に耐えられなくなってきたんでしょう。

それにしたって、である。

『毒瓦礫』という言いぐさはどうだ。

おれんち、毒になっちゃったよ。
瓦礫ってだけでもつらいのに。

思うに、津波直後から「瓦礫」という名称を定着させてしまったマスコミと、
それを改称させなかった政府に責任があるのではと思う。
「被災家財」とか「津波損壊物」とか、生活臭を出す呼び方だったら
こうはならなかったのにという思いが強い。

とは言え、「被災家財」という呼称が定着したとしても
やはりかたくなに受け入れを拒む人は少なくないだろう。
「受け入れに反対!それが結果的に福島の子どもたちを助けることになる!」
という輩もいるくらいである。さっぱりわからん。

岩手県の人口、130万人。
宮城県の人口、230万人。
福島県の人口、200万人。
東北3県の人口、560万人。
それ以外の日本の人口、1億2千万人。
岩手、宮城、福島県民の割合、100人中5人。

はやい話が、100人集めれば95人は受け入れに反対ということである。
極端な話ではあるが、実感的にもそんな感じである。

津波直後から、絆ブームは長く続かないとは思っていた。
復興を手伝ってくれる期間はそう長くはないだろうから、
最終的には地元の人間だけでやらなければという覚悟はしていた。

うっかり「絆」という言葉を発しようものなら、
「あぁ、放射能をまき散らしたい人ですね」と言われてしまう。
一年ちょっとで「絆=放射能」である。
去年の漢字は実は「放射能」である。

札幌市長は「市民を守るために受け入れ拒否」という明確な姿勢を示した。
「市民を守るために拒否」と「東北のものだから拒否」は大きく違う。
前者は自身を守っているが、後者は相手を攻撃している。

「まずは自分の身を守る」という気持ちは分かる。
なんとなく話が出来そうな気はする。
だが敵を作ってそれを攻撃することで自分を正当化して
他者との接触を遮断するのはいかがなものか。
もう少し東北に目を向けることは出来ないだろうか?
「助けてください!」と悲痛な叫びを上げているのは、
瓦礫が山積みな被災地の人間ではなく、瓦礫を受け入れる方の人間なのである。

これなら黙って忘れられた方がマシ、とは思いたくないものである。

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